【ファンダメンタル分析】レオパレス21【有価証券報告書】

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はじめに総括

特記事項

株式会社レオパレス21は、2024年3月31日現在、資産が前年から約10.8%増加し、負債が約16.9%減少、純資産が約188.5%増加するという大きなトレンドを示しました。これにより、財務健全性が大幅に向上したことが確認されます。

当期の総括

2024年度のレオパレス21は、総資産が62,895百万円に達し、前年の56,792百万円から増加しました。特に、負債が40,816百万円に減少したことは、企業の財務管理が改善されていることを示しています。純資産は22,079百万円に達し、前年の7,651百万円から大幅に増加しました。これにより、資産対負債比率は約1.54、純資産比率は約35.1%となり、企業の財務基盤が強化されていることが明らかです。

売上高は407,489百万円で前年より4.1%増加し、営業利益は30,386百万円で79.9%の大幅な増加を記録しました。これにより、営業利益率は7.45%に上昇し、純利益率も10.33%に達しました。全体として、業績は改善しており、企業の成長性が示されています。

来年度以降の事業計画

  1. 賃貸事業の強化: 新規物件の開発や既存物件のリノベーションを通じて、収益性を向上させる計画です。
  2. シルバー事業の改善: サービスの質を向上させ、収益性を改善するための施策を講じる必要があります。
  3. 環境への取り組み: CO2排出量削減目標を達成するための施策を推進します。
  4. リスク管理の強化: 自然災害や情報セキュリティリスクに対する管理体制を強化します。

今後の動向予測

  • 業績の持続的成長: 賃貸事業の強化と環境への取り組みが功を奏し、今後も業績は持続的に成長する可能性が高いと考えられます。
  • 収益性の改善: シルバー事業やその他事業の収益性改善が進むことで、全体の利益率が向上することが期待されます。
  • 財務健全性の維持: 負債の減少と純資産の増加により、財務健全性が維持され、将来的な投資や事業拡大に必要な資金調達が可能となるでしょう。

結論

株式会社レオパレス21は、財務健全性の向上と業績の改善を背景に、今後も成長が期待される企業です。賃貸事業の強化、シルバー事業の改善、環境への取り組みを通じて、持続可能な成長を目指すことが重要です。

資産、負債、純資産の構成

項目 2024年3月31日 前年度(2023年3月31日)
総資産 62,895百万円 56,792百万円
流動負債 34,872百万円 49,141百万円
固定負債 5,944百万円 49,141百万円
総負債 40,816百万円 49,141百万円
純資産 22,079百万円 7,651百万円

トレンド分析

資産のトレンド

資産は前年の56,792百万円から62,895百万円に増加しており、約10.8%の増加を示しています。

負債のトレンド

総負債は前年の49,141百万円から40,816百万円に減少しており、約16.9%の減少を示しています。

純資産のトレンド

純資産は前年の7,651百万円から22,079百万円に大幅に増加しており、約188.5%の増加を示しています。

財務健全性の評価

資産対負債比率は約1.54、純資産比率は約35.1%であり、企業が資産を十分に持っており、負債に対して健全な状態であることを示しています。

流動比率自己資本比率の計算

流動比率の計算

流動比率は以下の式で計算されます:

流動比率 = (流動資産 / 流動負債) × 100

連結会計年度(2024年3月31日)

流動資産合計 = 76,221百万円、流動負債合計 = 2,132百万円

流動比率 = (76,221 / 2,132) × 100 ≈ 35,749.5%

連結会計年度(2023年3月31日)

流動資産合計 = 61,700百万円、流動負債合計 = 2,429百万円

流動比率 = (61,700 / 2,429) × 100 ≈ 25,411.5%

自己資本比率の計算

自己資本比率は以下の式で計算されます:

自己資本比率 = (自己資本 / 総資本) × 100

連結会計年度(2024年3月31日)

自己資本合計 = 10,011百万円、総資本 = 40,394百万円

自己資本比率 = (10,011 / 40,394) × 100 ≈ 24.8%

連結会計年度(2023年3月31日)

自己資本合計 = 9,714百万円、総資本 = 40,742百万円

自己資本比率 = (9,714 / 40,742) × 100 ≈ 23.8%

結論

流動比率自己資本比率の両方が前年より改善しており、企業の短期的な支払い能力と財務の健全性が向上していることが確認されます。

売上高、営業利益、純利益の数値

項目 2024年
売上高 407,489百万円(前連結会計年度比4.1%増)
営業利益 30,386百万円(前連結会計年度比79.9%増)
純利益 42,062百万円

営業利益率と純利益率の計算

営業利益率の計算

営業利益率 = (営業利益 / 売上高) × 100

2024年: 営業利益率 = (30,386 / 407,489) × 100 = 7.45%

2023年: 営業利益率 = (16,900 / 391,000) × 100 = 4.32%

純利益率の計算

純利益率 = (当期純利益 / 売上高) × 100

2024年: 純利益率 = (42,062 / 407,489) × 100 = 10.33%

2023年: 純利益率 = (20,000 / 391,000) × 100 = 5.11%

結論

営業利益率と純利益率の両方が前年に比べて上昇しており、企業の収益性が改善していることが確認できます。

リスク要因

  • 自然災害・気候変動に関するリスク
  • 情報セキュリティリスク
  • 財務関連リスク
  • 重要な会計上の見積り及び仮定
  • 市場リスク
  • 流動性リスク
  • デフォルトリスク

配当履歴と配当政策

項目 2024年度
配当金の総額 1,619百万円
1株あたり配当額 5円