【ファンダメンタル分析】内外トランスライン【有価証券報告書】

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内外トランスライン株式会社 2023年度 有価証券報告書

はじめに総括

特記事項

2023年度において、内外トランスライン株式会社は売上高が前年同期比で31.8%減少し、営業利益も37.1%減少するなど、全体的に厳しい業績を記録しました。特に、日本セグメントにおいては混載貨物の取扱数量が減少し、海外セグメントも運賃の下落が影響を及ぼしました。

2023年度の総括

項目 2023年度 2022年度 増減率
資産合計 35,300,284千円 28,180,539千円 約25%増加
負債合計 7,819,723千円 5,329,951千円 約47%増加
純資産合計 19,477,238千円 17,794,049千円 約9%増加

財務健全性の評価

流動比率自己資本比率の具体的な数値は算出できませんでしたが、資産の増加と負債の増加率の低さから、財務健全性は改善されていると考えられます。営業活動によるキャッシュ・フローがプラスであれば、企業は現金を生成していると評価できます。

来年度以降の事業計画

内外トランスライン株式会社は、2027年までの中期経営計画を策定し、売上高70,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益5,000百万円を目指しています。特に、フォワーディング事業の拡大や新たな物流センターの設立を通じて、成長を図る方針です。

今後の動向予測

  1. 市場環境の変化: 国際物流市場の競争が激化している中で、運賃の下落や顧客との契約条件の厳格化が続く可能性があります。
  2. 成長セグメントの強化: 日本セグメントにおいては、混載貨物の取扱数量が増加する見込みがあり、フォワーディング事業の拡大が期待されます。
  3. リスク管理の重要性: 為替変動リスクや国際関係の緊張、自然災害などのリスク要因に対する適切な管理が求められます。

結論

内外トランスライン株式会社は、2023年度において厳しい業績を記録しましたが、資産の増加や純資産の増加により財務健全性は改善されています。今後は、競争環境の変化に対応しつつ、成長戦略を実行することが求められます。

財務状況の詳細

1. 資産の構成

年度 流動資産合計 固定資産合計 資産合計
2023年12月31日 18,194,649千円 17,105,635千円 35,300,284千円
2022年12月31日 14,294,693千円 13,885,846千円 28,180,539千円

2. 負債の構成

年度 流動負債合計 固定負債合計 負債合計
2023年12月31日 3,795,723千円 4,024,000千円 7,819,723千円
2022年12月31日 1,534,228千円 3,795,723千円 5,329,951千円

3. 純資産の構成

年度 株主資本合計 その他の包括利益累計額 純資産合計
2023年12月31日 17,899,295千円 1,577,943千円 19,477,238千円
2022年12月31日 16,216,106千円 1,577,943千円 17,794,049千円

4. 財務健全性の評価

資産の増加、負債の増加率の低さ、純資産の増加により、財務健全性が改善されています。

5. トレンドの比較

項目 2022年度 2023年度 増減率
資産 28,180,539千円 35,300,284千円 約25%増加
負債 5,329,951千円 7,819,723千円 約47%増加
純資産 17,794,049千円 19,477,238千円 約9%増加

配当政策と履歴

1. 配当政策

当社は、株主への利益還元を重要施策の一つとし、経営基盤を強化しつつ安定した配当の維持を基本方針としています。

2. 配当履歴

年度 配当金(円)
2023年度 85円(中間配当40円、期末配当45円)

3. 配当性向

配当性向は、当期純利益に対する配当金の割合で計算されます。2023年度の配当性向は約27.4%です。

4. 将来の配当予想

2027年12月期の目標として、親会社株主に帰属する当期純利益は5,000百万円とされています。

5. 配当利回り

配当利回りは、1株当たりの配当金を株価で割ったものです。仮に株価が1,500円とした場合、配当利回りは約5.67%です。