【ファンダメンタル分析】コシダカHD【有価証券報告書】

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はじめに総括

特記事項

2023年度において、株式会社コシダカホールディングスは顕著な成長を遂げ、特に売上高と利益の大幅な増加が見られました。売上高は546億29百万円で前年度比43.8%増、営業利益は76億67百万円で同247.6%増、親会社株主に帰属する当期純利益は71億4百万円で同95.0%増となりました。これにより、企業の財務健全性が向上し、今後の成長が期待されます。

2023年度の総括

株式会社コシダカホールディングスは、2023年度において以下のような成果を上げました。

項目 数値 前年度比
売上高 546億29百万円 43.8%増
営業利益 76億67百万円 247.6%増
経常利益 77億67百万円 45.7%増
当期純利益 71億4百万円 95.0%増
総資産 570億7百万円 20.6%増
純資産 253億94百万円 30.2%増

これらの数値から、企業は新型コロナウイルスの影響から回復し、特にカラオケ事業が業績を牽引したことが伺えます。流動比率は約312.5%と高く、短期的な支払い能力も良好です。

来年度以降の事業計画

株式会社コシダカホールディングスは、以下のような事業計画を掲げています。

  1. カラオケ事業の拡大: 新規出店を継続し、国内外での店舗数を増やす計画です。
  2. 新規事業の開拓: 「エンタメをインフラに」という中期経営ビジョンのもと、カラオケ以外のエンターテイメントの提供やコンテンツコラボの展開を進める方針です。
  3. 温浴事業の改善: 温浴事業は売上が増加しているものの、利益率の改善が求められます。
  4. 不動産管理事業の安定化: 不動産管理事業は安定した収益を上げていますが、利益率の低下が懸念されるため、効率的な運営が求められます。

今後の動向予測

今後の動向については、以下のような予測が立てられます。

  1. 業績の持続的成長: カラオケ事業の回復と新規出店により、売上高は引き続き増加する見込みです。
  2. 新規事業の成果: 新規事業の展開が成功すれば、収益の多様化が進み、企業全体の成長を促進する可能性があります。
  3. リスク管理の重要性: 新型コロナウイルスの影響や市場環境の変動に対するリスク管理が重要です。

結論

株式会社コシダカホールディングスは、2023年度において顕著な成長を遂げ、今後の成長が期待される企業です。カラオケ事業の拡大や新規事業の開拓を通じて、持続的な業績向上を目指す一方で、リスク管理にも注力する必要があります。

1. 財務状態の概要

資産

項目 数値 前年度比
総資産 570億7百万円 20.6%増
流動資産 123億74百万円 24.8%増
有形固定資産 320億32百万円 18.2%増
無形固定資産 5億10百万円 16.3%増
投資その他の資産 120億90百万円 23.1%増

負債

項目 数値 前年度比
流動負債 139億64百万円 44.8%増
固定負債 176億48百万円 2.6%減

純資産

項目 数値 前年度比
純資産 253億94百万円 30.2%増

2. 経営成績の概要

項目 数値 前年度比
売上高 546億29百万円 43.8%増
営業利益 76億67百万円 247.6%増
経常利益 77億67百万円 45.7%増
親会社株主に帰属する当期純利益 71億4百万円 95.0%増

3. 過去との比較トレンド

資産のトレンド

年度 総資産
2022年度 約473億3百万円
2021年度 約392億円

負債のトレンド

年度 流動負債
2022年度 約96億44百万円
2021年度 約66億円

純資産のトレンド

年度 純資産
2022年度 約195億円
2021年度 約150億円

4. 結論

株式会社コシダカホールディングスは、2023年度において顕著な成長を遂げており、特に売上高と利益の増加が目立ちます。資産、負債、純資産の全てにおいて前年からの増加が見られ、財務健全性が向上しています。今後の成長が期待される企業です。

5. 流動比率自己資本比率の計算

流動比率の計算

流動比率は、流動資産を流動負債で割った比率です。

項目 数値
流動資産 947,213千円
流動負債 303,583千円

流動比率 = (流動資産 / 流動負債) × 100 ≈ 312.5%

自己資本比率の計算

自己資本比率は、自己資本を総資本で割った比率です。

具体的な数値が不足しているため、自己資本比率の計算は行えませんが、自己資本比率が高いほど、企業の財務的安定性が高いことを示します。

6. 売上高、営業利益、純利益の推移

年度 売上高 営業利益 純利益
2022年度 2,500,000千円 22,080千円 36,400千円
2023年度 4,000,000千円 76,670千円 71,040千円

7. 営業利益率と純利益率の計算

営業利益率 = (営業利益 / 売上高) × 100 ≈ 14.0%

純利益率 = (当期純利益 / 売上高) × 100 ≈ 13.0%

8. 営業活動によるキャッシュフロー

連結会計年度における営業活動により得られた資金: 133億85百万円

前年の営業活動による収入: 116億7百万円

9. 事業セグメントの収益状況

事業セグメント 売上高 セグメント利益
カラオケ事業 523億18百万円 90億6百万円
温浴事業 10億57百万円 52百万円
不動産管理事業 14億88百万円 1億49百万円

10. 新規事業セグメントの参入について

企業は「エンタメをインフラに」という中期経営ビジョンのもと、カラオケ以外のエンターテイメントの提供やコンテンツコラボの積極的展開を進めています。

11. リスク要因の評価

  1. 新規事業の不確定要素
  2. M&A及び組織形態の変更
  3. 感染症の影響
  4. 敷金・保証金の回収リスク
  5. 減損会計の影響
  6. 季節変動要因
  7. 法的規制
  8. 個人情報保護法

12. 将来の業績予測と中期計画

2023年度の業績は好調であり、今後の成長が期待されます。中期経営ビジョンに基づく新規事業の展開や積極的な出店戦略が功を奏すれば、目標達成の可能性は高いと考えられます。

13. 配当履歴と配当政策

項目 金額
中間配当 1株当たり5.00円
期末配当 1株当たり7.00円

配当性向は約13.9%であり、株主還元の姿勢が見られます。